難聴教室
2025年5月30日 15時47分今日は1年生のＹ・Ｍさんのお母さんを
講師に迎え、全校で難聴教室を開催しました。
西予市教育委員会特別支援担当のＴ先生や
手話サークルをされている市議会議員のＭ様も
参加していただきました。
初めてとは思えないくらいいろいろな準備をして
いただき、小学生にもわかりやすくお話して
いただきました。
Mさんの頭についている人工内耳の仕組みです。
すべて聞こえるわけではありませんが、
この装置のおかげである程度聞き取れるようになっています。
磁石なので、外れる時もあります。ぶつかったり、
たたかれたりすると壊れてしまいます。みんな
気を付けてね。
難聴の人の「聞こえづらさ」を体験します。
イヤフォンからは大きな雑音が流れています。
近くの人と話してもよく聞き取れません。
「私の話していることわかりますか？」
「うるさくて全然聞こえん」
Ｙさんのお話や疑似体験を通じて感じたことが
たくさんあったようで、感想発表もたくさん
出ました。
「障害を持って生まれてくるのは自然なこと。」
「障害は不便だけど不幸じゃない。」
「誰かが手伝ってくれると障害ではなくなる。」
何度か研修会で聞いたことはありましたが、
保護者であるＹさんの優しい口調でとても
心にしみました。
子どもたちもとても真剣に聞いてくれていたので、
難聴の人にどのように接すればよいか
わかってくれたと思います。
Ｙさんありがとうございました。